医療事務

医療事務の資格

医療事務の資格に興味を持つ方は多いのではないでしょうか。
医療事務の仕事は、例えば医療費の計算だったり、カルテを出したり、看護師の補助などをするのが主な仕事となります。
医療事務の仕事を行うには、資格を取得していないといけません。
この資格は国家資格ではないので、民間の資格になりますが、それでも資格を取得する必要があります。

医療事務の仕事に、「レセプト作成」という仕事があります。
これは、カルテを見て医療費の点数を計算することなのですが、このレセプト作成に関する問題も、医療費の資格試験ではたくさん出てきます。

医療事務の仕事はかなり人気があります。
その理由として、病院は土日お休みのところが多いので、既婚者の方やお子さんがいらっしゃる方のライフスタイルに合っていること、医療の現場で働きたいと思われる方の取っ掛かりとしてちょうどよいことなどが理由として挙げられます。

お給料については、クリニックでフルタイムで働いてだいたい15万円前後のところが多いようです。
残業などが多いこともあるのですが、残業代込みでそのお給料のところもありますので、割がよいかというと微妙かもしれません。
病院は、診察時間まで受付をして、その後診察が終わるまでが勤務時間になりますので、診療時間が18:00までだとしたら、18:00ギリギリに診察券を入れた人の診察が終わるまで仕事になりますので、帰りは20:00を回ってしまうことも。
こうしたことも考慮して、医療事務のお仕事ができるかどうかを検討されるとよいと思います。

医療事務の資格試験の難易度

医療事務の資格試験の難易度は、だいたい40%から50%くらいだといわれています。
スクールなどでは「合格率70%」などと謳っているところもあるようですが、実際にはもっとひくいと思われます。
また、資格を取得しても、実務経験がないと実際に病院で働くことは難しいといわれていますので、あなたが通いたいを思われている地域の医療事務の募集状況などを確認してから、資格試験を検討されたほうがよいかもしれません。
未経験で採用される場合には、かなり年齢が若くないとならない、というクリニックもあるようです。

またこちらの資格はとても人気がありますので、資格を取得しているという方が非常に多く、資格取得者と実際に医療事務のお仕事をなさっている方のバランスがあまりよくないのも事実です。
CMや雑誌などで大きく宣伝されているので、興味を持たれる方が多いようですが、もしかすると実際に働くことは厳しいかもしれない、ということを念頭に置いて受験されることをおすすめします。