秘書検定

必須ではないが重要な資格
秘書検定は、秘書として仕事をする上で必要な知識を検定される資格です。
秘書とは、会社社長や役員など、多忙な社員のアシスタント的な業務を行う仕事。
より円滑に担当社員が仕事を遂行するために、どのような形でそれぞれの業務を行うかということが出題されます。
秘書の仕事は実に細かく、担当社員のスケジュール調整はもちろん、その人宛てに届いた郵便物をまとめて用意したり、会食の予約をしたり、重要な来客応対をするということなど、本当に多岐にわたります。
郵便物の用意にしても、封を開けておき、宛名はどちら向きで、など決められているものも多いので、資格取得を通してこうした知識を身に付けることで、よりスムーズに実務に入ることができるようになります。
また、秘書検定では社会人に必要な一般常識やマナーといった問題が幅広く出題されますので、秘書を目指しているという人でなくても、こうした一般常識を身につけるために検定を受験するという人は多いです。
女性はもちろん、男性の受験者も増えてきていますので、それだけこうしたマナーや一般常識が重要になってきたということなのでしょう。
秘書検定について
秘書検定は3級から1級までの4段階に分かれており、1級においては準1級と1級があります。
3級と2級は筆記試験のみですが、準1級と1級は面接試験もありますので、その両方に合格しないと資格を取得することができません。
申し込みは秘書検定の公式ホームページから行えるほか、提携している書店でも申し込むことができます。
インターネットからの申し込みであれば、申込み時には特に費用はかかりませんが、書店からの申込の場合は郵送の処理となりますので、切手代が必要です。
ちなみに秘書検定は、何級からでも受験することができます。
いきなり1級を受験するということも可能です。
もちろん難易度が高くなりますので、初めて受験するという人は3級など難易度の低い級からのほうがスムーズですが、専門学校などで専門的に勉強している方は、上の級から受けてみてもよいでしょう。
秘書検定はどんな職業の人でも役立つ知識を習得することができますし、業務という面でなく、1人の社会人として必要なマナーを習得することができますので、おすすめの資格です。
これから必要な知識を学習するので、試験勉強も楽しんで行えるのではないかと思います。
これから一般常識を学びたいと考えている方は、資格取得を通じて学ばれてみるのもよいのではないでしょうか。