行政書士

行政書士の仕事

行政書士の仕事は、市民と官公系の機関を結ぶ書類のやりとりなどをお手伝いするお仕事です。

具体的には内容証明優美で送るような書類を作成するお仕事というとわかりやすいでしょうか。

仕事内容

依頼者が、購入したけれどクーリングオフをしたい商品について、書類を作成して正式にクーリングオフを申し立てるとき、その書類を作成する。

賃貸物件の退去時に、納得できない法外な敷金からの原状回復費用を請求され、それに対する返還要求を正式な書類にして内容証明で送りたいときに、その書類を作成する。

などなど、法的に通用する正式な書類を作成したいけれど、その書式がよくわからないという依頼者に代わって書類をつくってあげる仕事が主になるようです。

その他、会社を設立するときも、法的に有効な書類をたくさんつくらなければなりませんし、その手続が必要になったりします。

そういった手続きの代行を行うのも、行政書士のお仕事。

行政書士と似たようなお仕事

行政書士と似たようなお仕事として、海事代理士という仕事があり、船舶免許の更新や船の登記に関する手続きを代行して行ったりするような士業があります。

行政書士は、行政書士の仕事と並行してこの海事代理士の資格も取得し、両方の業務を行っているという事務所も多いようです(もちろんそれぞれの業務だけを行っている方もたくさんいらっしゃいます)。

このように、法律に関するお仕事をすることができる資格になりますので、その他の資格などど比べると、難易度がかなり高く、通信講座自体の勉強も難しいと感じる方が多いようです。

しかし、独学で学んで資格を取得するという方もいらっしゃいますので、通信講座のサポートなどを有効に活用すれば、決して手の届かない資格ではありません。

参考サイト:行政書士 ユーキャン

自分で仕事をもっているけれど、サイドビジネスとして行政書士の仕事をしているという方や、社会人のうちの行政書士の資格を習得し、定年後アルバイト感覚で仕事をするなど、活用の幅が広い資格でもありますので、今後専門的な仕事をしたい方、国家資格を取得して、自分のキャリアの武器にしたい方などは、ぜひチャレンジしてみるとよいでしょう。